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古着の知識(プリント編

#retro#untique#vintage

古着屋で見かける様々な服は、多彩なプリントデザインで魅力的ですね。今回は、そうした「プリント」にスポットを当てて話を進めていきましょう。意外な知識が発見できるかもしれませんよ♪

企業、ブランドデザイン

Tシャツプリントを例に、どのようなデザインの種類があるのかを見ていきましょう。

服のデザインとして真っ先に思い浮かぶのは、ブランドや企業特有のデザインではないでしょうか?各ブランドが自社の商品であると一目でわかる様にブランドのロゴや独自のテーマに沿ったデザインをプリントするものです。最も一般的で、数も多い類でしょうね。

アメリカンイーグルのロゴプリント

自社商品の宣伝を兼ねたデザインは、話題性が高まると共にブランドの盛り上がりにもつながります。実際に、かつて流行したモデルが時を経て元の価格を超える価値になることは、古着業界ではよくあることです。企業によっては制服として採用しているモノもあります!

著作権に関わるプリント

アーティスト芸術家が関与するデザインには、「著作権」が必ず絡んできます。公式に制作された作品とそうでない作品の違いについてお話していきます。

映画、音楽、絵画、工芸品など、創造された作品とその作者たち。著作権は世界中の多くの事柄に関連しています。正式に制作されたもの、許可を得て制作されたもの、無許可で制作されたもの。これらを区別するためのいくつかのヒントとなるポイントが存在します。

日本アニメの金字塔「AKIRA(1988」のプリントT

これは間違いなく著作権に関わる品です(笑)では内容を少し詳しく見ていきましょう。まず見るべきポイントは「ブランドタグ」です。どこの会社が制作した服なのかを確かめるということですね。

こちらがこのTシャツのタグです。このSCREEN STARSというブランドは、アメリカを拠点に構えるfruit of the roomという企業の系列ブランドです。最大手のブランドなので無許可で制作するとは考えにくいな、というのが分かりました!では次の画像をご覧ください。

何やら西暦と文字列がありますね。これは「コピーライト」といわれるもので、製作元に許可を貰った証明として表記される「証明書」のようなものです。つまりこのTシャツはアメリカの大手企業によってしっかりと許可を得て製造された公認の商品だということが分かりました!このように各所をチェックしてどういったモノかを判別する事がその価値を決める大切なポイントとなっています。

イベントグッズのプリント

なんのデザインか知らないけどカッコいい、可愛いから古着屋で購入したTシャツ。もしかしたらイベントで販売されていたモノかもしれませんよ!

日本でも各地でもいろんなイベントが開催されていますよね。その会場では物販としてシャツなどが販売される場合があります。それの海外版だと思ってもらえれば大丈夫だと思います。

これはとあるビールフェスの5周年記念のTシャツ、ポップですごくいいデザインだと思います。こういった何かしらのイベントにまつわるプリントも英語になると魅力的に見えるのが国外古着のいいとこだと思います!ただ海外の方からみると、オシャレとして認識されるかはわからないですが(笑)海外人がエッ⁉て思うような漢字のタトゥーを入れたりしますよね。、、、そうゆうことです(笑)

自分が”好き”’なデザインを

今回はプリントの内容について、その意味生い立ちを紹介しました。いままでなんとなく着ていた服にもこういった意味があると知ると、さらに古着を楽しめるのではないでしょうか!ぜひ今後のお買い物の参考にしてください!!では今回はこのへんで!

この記事の著者

のすけ

1995年3月26日生まれ。高校卒業後、大阪の芸能専門学校へ進学。偶然立ち寄った古着屋でその魅力に惹かれ、卒業後は飲食、服飾、建築、スポーツジムなど多数の業種に勤める中で、培った知識や経験、技術を元に自身の”好き”を形にしようと決意。
2023年9月~古着屋【USEDSTORE BUZZIN】をopen、現在に至る。

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