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古着の知識(素材編

#retro#untique#vintage

古着屋には多種多様な服があります。”デザイン“だけでなく”素材“に注目して選んでみてはいかがでしょうか?これまでとは異なる楽しみ方が見つかるかもしれませんよ!

素材による”違い

服に使用される素材には様々な種類があり、それぞれに長所短所があります。代表的な素材をまとめてみましたので、今後の参考になれば幸いです♪

1.コットン(綿

コットンアオイ目アオイ科ワタ属の多年草「綿」の種子から採れる繊維を使用した素材です。その生地は「保温性」と「通気性」に優れ、季節を問わず活躍できる万能さから現代社会で”最も一般的“に使用される素材の一つです。優秀な機能面に加えて染色加工も容易な汎用素材。

縮みやすく、しわになりやすいという点があるので何十年と使用していく場合にはしっかりと手入れが必要になります。

リネン(麻

とは植物由来の繊維素材”全般“の事を指します。そして麻の一種でフラックスという亜麻科の植物から作る天然繊維を「リネン」と呼びます。リネン“最古の繊維“といわれており、紀元前8000年から存在していたそうです。植物由来の素材ですが非常に”耐久性“があり、強度だけでなく経年による劣化にも強い素材。通気性の良さ、”吸水”,”速乾”も優秀と隙のない素材です。

色移り、日焼けに弱い特徴があります。洗濯や保管の方法に注意すれば長く使用していける素材といえます。

シルク(絹

シルク紀元前3000年の中国が起源の、蚕の繭から制作される繊維素材光沢感と滑らかな肌触り、保湿性の良さと製造工程の大変さから「高級品」とされています。シルクを織った生地が「」であり、それを流通するための貿易路は”シルクロード“と呼ばれました。上品で高級感のあるは現代でも一流ブランドに多用される高品質な素材

繊細な素材の為、水濡れや摩擦に弱い側面があります。洗濯方法や取り扱いに注意が必要な素材です。

ポリエステル

衣服だけでなく、日常のあらゆる場面で必須となっているポリエステルは”多価アルボン酸”と”ポリアルコール”の重縮合体という科学によって生まれた素材です。服に使用する素材としては”軽量”伸縮性”速乾”に優れ、スポーツウェアを中心に利用されています。しわになりにくく丈夫であり安価、とても優秀な万能素材。

毛玉になりやすく冬場には静電気を起こしやすい素材です。手軽で安価な素材ですが他の素材に比べると耐久性は劣る場合があります。

それぞれの特徴を踏まえて”服選び”

今回紹介した素材はそれぞれの長所を活かした”混合素材”としても活用されています。好みに合わせて今後の参考にしてください!では今回はこの辺で!

この記事の著者

のすけ

1995年3月26日生まれ。高校卒業後、大阪の芸能専門学校へ進学。偶然立ち寄った古着屋でその魅力に惹かれ、卒業後は飲食、服飾、建築、スポーツジムなど多数の業種に勤める中で、培った知識や経験、技術を元に自身の”好き”を形にしようと決意。
2023年9月~古着屋【USEDSTORE BUZZIN】をopen、現在に至る。

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